ねずみのやまのぼり: 2013年5月25日　大持山1294m-道迷いのち鉄塔【奥武蔵】

母と夏の北アルプスの針ノ木岳に向けて体力を付けよう！
ってことで高低差1000mのキツそうなお山を探して、大持山を選んだ今回の山登り。

大持山-鳥首峠-ウノタワ-大持山-小持山-武甲山

長丁場の山行を予定していたのですが、そう簡単にはいかないのでした.....！！！

さてさて、飯能駅から名郷行きのバスに乗り名郷バス停で下車です。

ここから渓流沿いに上って行きます。
舗装路をてくてく、キャンプ場があってファミリーや大学生さん達がわいわい！
とても気持良さそうです。
テントを張って、お友達とキャンプも良いなぁなんて思いながら歩いてました。

じんわりじんわり、坂道が効きます。笑
途中、鳥首峠と妻坂峠の分岐があるので左の鳥首方面へと進みました。

どんどん歩いて行き突き当たると、採岩状の登山口の到着です。

ここから失礼して。

トロッコのレールの横を進んで行くのは楽しい！
ここをくぐります。

廃墟の集落を抜けて.....
ちょっとこわい〜

ここを抜けて、陽のあたらないうっそうとした森のなかを登って行きます。
なんだかどこも荒れた感じであんまりここはきれいじゃないです。

だんだんと、こんな荒々しく急な坂道ばかりになってきます。
なんだかゴミも多く荒んだ感じです。

ジグザグジグザグ上って行って、息があがってきます。

そしてこのあと、標識があるんです。（写真忘れちゃいましたが。）
で、なにを間違えたのかまじめに標識の矢印に沿って進みました。
微かに...ほんとに微かに...木の杭の階段が埋もれてあるんです。
しかもしばらく20分ほどの登りで続くんです。
でも進めば進むほど木の階段は朽ち果てて無くなり、杉の葉で埋もれ
杉の葉だらけでふかふかな獣道に変わり...鹿のフンが.....

あれ...なんかおかしいな....

開けたところに出た。
ぽかーんとするわたしたち。

前に見える真っ白なのは、登山口の採岩の方々がショベルカーでガガガーしてます。
そして続く道は無い。

鉄塔。

目で訴える母。
ごめんなさい.....

鉄塔の横に荒れた杉の尾根があり、まさかのそこを登って行くパターンかと思いすこし行きましたが、踏み入った後も無いしふかふかだし...。
あきらかに違うので、鉄塔まで戻り、おにぎりを食べる。
この時点で12：20。
このままでは大持山-小持山-武甲山の行程は不可能だと思い、心が折れこのまま下山を考えました。
今から下山して名郷に戻って14時くらい。
さわらびの湯に行って温泉行って帰ろうかって。
でも、やっぱり山頂には行きたくて...もやもやしたまま獣道を下りはじめます。

そして先ほどの標識まで戻ると......

........あったのです、ちゃんと道が。
登りが辛くて下を見すぎて、目に最初に飛び込んできた偽物の道に騙されてしまいました。
注意不足！！！！！！！！！
頭にしっかり地図を入れていたし、持ってもいたのに。
長い行程を考えているのに1時間のロスをするなんて、終わってます。
あぁぁぁあああぁぁ。
情けないよ〜

下山しようとしていましたが、大持山だけなら16時すぎに下山できそうなので
行く事にして登山開始しました！！！