2013年7月15日月曜日

2013年7月14日 鷹ノ巣山 1736m【奥多摩】

今日は稲村岩のかたちに魅かれて、鷹ノ巣山へ。

目的は奥多摩三大急登の稲村岩尾根を登って鷹ノ巣山に登頂することです。
パートナーは母。
さぁ、今日も元気に楽しく安全に、山登りスタートです!!

 登山口。
稲村岩は、写真で見るだけでも凄い急だなぁと思っていたけど、実際に目にすると異質さが際立っていました。

 稲村岩は時間とわたしに勇気があれば登るつもりですが、いかに...。

 母は今日はおNEWのザック!
karrimor ridge40 夏の北アルプス用に新調しておりました。
母にしては珍しいライトグリーン。(わたしがゴリ押ししました。笑)
まわりの緑と同化しています。
今日はわたし9.3kg、母8.2kgの重さです。
夏場はお水が重い。

 巳の戸橋

 沢を渡って、はじめは沢沿いを登って行きます。
なかなか涼しいです。

 これ、なあに?
さくらしめじ?にしきだけ?

 巨岩エリアです。
ダイナミックな岩達が鎮座しています。
とってもたのしい〜!!!

 ここを抜けて、もくもくと登る。
なぜならばここから虫たちの大歓迎がはじまるからです。
休もうものなら数十匹の小虫が目の前に!!!
何匹目の中に入った事か.....!!!!!
デンジャラス!

 水場好きの母。
必ず口をゆすぐんですよね。
生き返るよね〜!

 ゆるゆるのトラロープ。

 稲村岩と鷹ノ巣山への分岐。
稲村岩は往復で30分程度なので、ザックと母を置いててっぺんを目指す事に。

 ゴツゴツ。
登れるの〜?!って思うんだけど行ってみる。

あとでヤマレコでお知り合いになるまさぼうずさんに、こっそりついて行く。

 足場が狭いんだけど、気をつけて進んで行く。
途中、絶壁ポイントを回り込んでロッククライミングみたいに登って行くんだけど...

 これを越えて進んで行ったんだけど、はじめての岩場登りと、登山道とは違って道らしい道がわからない不安がどんどん沸き上がってきて...。
ふりむいたら後ろには何もなくて断崖絶壁で。
すっごい怖くなってしまって、あともう少しで頂上の祠だったのですが引き返しました。
戻る方が絶壁を見なくちゃ行けないからて怖くて!!!!
足がふるふるしちゃいました。
ちゃんと岩場を練習したら再チャレンジしたいです。
1人だったから余計こわかった〜

 無事に分岐に戻って来て、鷹ノ巣山に向かって登山開始です。

母に、あんたでも怖い事ってあるのね〜ってびっくりされました。笑
わたしはいつだって山登り怖いよー!
滑落、遭難、熊、今日だってもしかしたら狭い所の高所恐怖症なんじゃないかと思ったよ!

 ここからは、ひたすら約2時間の急登!
珍しく母があとから出発の登山者さんに抜かされて行く。
暑かったし、景色が見えるポイントや途中平坦な道もなかったからバテたみたいです。
わたしは先に登って、母の鈴の音が聞こえなくなったら待ったり。
(ちょっとコースタイム押してたから焦らしてしまった。申し訳なかった〜)


 にょろ。

 いざとなったら、雨宿り!!

 すっごいきもちわるい!!!!
つぶつぶとか、密集してるもの大嫌い。
なのに撮影してしまう。なぜ!!!!!!!!!

 頑張る母。
慣れないポールを練習がてら使っていたから余計に疲れたのかな。
でも毎回重たい荷物もって、だいぶ体力あるよなって思う。

 ヒルメシクイノタワ到着。
とにかく虫、虫、むし〜!!!!!
まともに休憩とれません。汗臭いからかすぐによってきます。耳に入ってあせりました。

はじめの登山口からあったのですが、遭難者さんの写真や情報が下山口までポイントごとにはってありました。
家族の方が全てはったのでしょうか...。
本当にはやく見つかって欲しいなと思います。

 ヒルメシクイノタワから、ひとふんばり〜!
鷹ノ巣山に到着です♪

 なんとか、富士山も見えました!
すっかり雪もとけています。
山の稜線がたくさん重なり合っていてきれい。

 ずーっと行きたくて、まだ行けていない雲取山の名前が!!!!!
母とわたしの行かねばならぬ山ですね。

 こっち側もいい眺め。

 とりあえず、かんぱい白ワイン100ml。

母のお昼の麺と、わたしのコーヒーのお湯が沸いて、母の麺にお湯を注いだその時!!
ぽつっ ぽつぽつポツ ポツポツ
「雨だー!!!!!」

...まさかの雨。
急いで片付けをしながら、麺を食べやけどしかける母。
そしてわたしのお昼ごはんは白ワインのみ。笑

でもレインウェアをはおって、少し待つとだいぶ小雨になったのでお昼再開しました。
持参したフルーツをもぐもぐ。
保冷がばっちりでひえひえうまうま!

 小雨の中、雲取山を探す〜!

 六ツ石山、奥多摩駅に向かって下山開始!

 フキ、成長しまくりでした。

 どこもかしこも、フキ畑!!

 石尾根を通って六ツ石山へ〜!
なかなか味のある標識。

 六ツ石山、水根の分岐。
ここでまた、母とザックを置いて山頂へ。
片道5分くらいです。

 写真だけとって、すぐもどる。

 こんな下りがえんえんと!
でも林道歩きよりもすきです♪
広いから、どこ歩こうかなって楽しかった。

 ここから平坦な道が1時間30分くらい。
上の方の道を進みました。


 いい感じ〜!

 林道にはいったらまた雨が降ってきたよ〜!
だいぶおりて来たから蒸し暑くなってきた。

 母お得意の手ブレ。
初めてレインカバーを装着。
ザック自体は黒なのに、内蔵カバーは赤。
今日のレインウェアが青だから、アメリカン☆

 そんなこんなで、山道おわり。
もう舗装路が見えています。

 ヤマユリ!
香りがすごい。主張してる。

 母のレインカバーは青だったようです。

 美しい!
でも、山で良く見かける黄色くて小さい可憐なかわいいやつがすき。
花図鑑ほしい。

 羽黒神社。
無事に下山できました。
山の神様、ありがとうございました!

 ここでひと汗流したかったんですが、日帰り入浴の時間は終わってた〜!
残念すぎる。

激コミのもえぎの湯へ。
入館に30分待ち。笑
テーマパークのようでした!でも汗ながせてさっぱり!

 冷や奴、2つ頼もうとしたら1つしかなくて。
ラス1やっこ。

 なんだか、そのまま帰る気になれなくて奥多摩駅で飲んで帰る。
むらきさん。
カウンターで、地元の方とお母さんとお話しながら美味しく頂きました。


鹿と猪のお肉、もぐもぐ。
また寄ります!

今日の鷹ノ巣山はなかなか長く歩いたな。
体力的には全然大丈夫だけど、稲村岩は課題がたくさん残った。
引き返せてよかった。
また今度行く楽しみもできたしね!

温泉で母が『結婚は嬉しいけど結婚したらこうやって気軽に一緒に山に行けなくなるのは寂しいわね。』って言っていてなんだかわたしもさみしくなってしまった。笑
なんだかんだ言っても、母と山に行くのが1番楽しいし、一緒に山頂に立った時嬉しいから、出来るだけ一緒にこれからも山に行きたいなと思います。

----------
・アクセス→電車、バス
奥多摩駅より 東日原バス停下車

・登山所用時間→ゆっくり8時間(休憩計60分)

・コースタイム
07:46 奥多摩駅
08:00 バス乗車
08:35 東日原バス停 出発
09:30 稲村岩 
11:40 ヒルメシクイノタワ
12:10 鷹ノ巣山 
(13時まで休憩)
14:00 六ツ石山分岐 
16:20 羽黒神社

・トイレや水場 
奥多摩駅、東日原バス停

2 件のコメント:

  1. まさぼうず2013年7月17日 22:02

    ちゅーたサン、こんばんわー!先日の稲村岩でお会いしましたオッサンです笑

    ヤマレコへのコメント、ありがとうございました!
    コメントの主が、まさかあの娘さんだったとは驚きです笑

    稲村岩、足場は悪くないのでゆっくり行けば大丈夫ですよー。
    次回はぜひ祠をご覧下さいね!

    8月は北海道の羊蹄山へ行くのですが、次回は27日くらいに
    関東近郊でトレッキングしようかなー、って思ってます。
    毎月1~2回ほど、ちょこちょこトレッキングしてますので
    ぜひまたどこかでお会いしたいですね!楽しみにしてます!


    返信削除
    返信
    1. まさぼうずさん☆

      こんばんは!いやいや、完全なるお兄さんではないですか!頑張って祠までご一緒したかったです!笑
      ヤマレコをのぞいてたら、稲村岩&母娘のワードがあったのでまさか!とびっくりしました^^
      8月の羊蹄山レポ楽しみにしています♪北海道なんていいなぁぁぁ〜!!!
      わたしも8月頭に燧ヶ岳、8月末に針ノ木岳があるのでたのしみです♪
      27日もたのしんできてくださいね☆
      鷹ノ巣みたいに、虫の大歓迎を受けませんように...笑
      ではでは、またどこかでお会いできましたらよろしくお願いします^^

      削除