六甲山全山縦走2日目の前編です。
朝4:20起床...ねむい。
5:26発の始発電車に乗るため、もそもそと布団から這いでます。
「本当に気をつけて行きなさいよ。あかんと思ったらすぐに下りなさいよ!」ってお母さんみたいな言葉をかけていただき、ほっこり嬉しくなりました。
とりあえず今日目指すは六甲山ホテルまで行って縦走完了!!
...なんだけど、18時までに六甲山ホテルに着けないようなら無理せず途中でエスケープ。
6:50須磨浦公園駅に到着
まだまだ真っ暗...
ここで降りたのは私と、トレランさんの2人だけでした。
月曜日だから人が少ないのかなー
一応ヘッデン準備して...改札を出て右側の坂道をのぼって行きます。
最初はひたすら階段登りです。
ここで毎日登山のおじさま達と遭遇。
みなさん公園内登山だけだから、みんなジャージ!
歩きはじめて30分ほどで空が明るくなってきました。
まず1つ目のピーク、旗振山に到着。
ここには旗振茶屋がありますが、まだ開店前でした。
毎日登山のおじさまたちがたくさん集まっていて、談笑していました。
「お!!大っきい荷物もって元気やなぁー!どこから来たん?」
『東京から、縦走にやってきましたー!』
「「「それは、それは!わざわざありがとうございますー」」」
...と、なぜか全員にありがとうと言われ、毎日登山をする地元の山をみんな愛してるんだなぁーと感じました。
そして関西のイントネーションにほっこり。
兵庫だから、大阪よりちょっと柔らかめなのかな?
朝もやにうっすらと見える神戸の街並。
相変わらず、整備された階段が続きます。
すでに汗だっくだく。
この日の最高気温は18度...久々に気温の高い状態での山登り、あっちちー
おひさまおはよー!!
あたりをピンク色に照らして、すごく綺麗。
しかしなかなか見晴らしの良いところに出れない私。
鉄拐山に到着。
ベンチがあるだけで見晴らしもなにもありません〜
ので、そそくさと次へ進みます。
ピークに着いたら、すぐ急激に下りが待っています。
本当にずーっとこの繰り返し、それが六甲全山縦走の醍醐味...?
「いーちにーさーんしー!!!」
「ごーぞろーくしーちはーち!!!」
大きな声でみんなで体操していました。気持ち良さそう♡
おらが茶屋
ここのきつねうどんは美味しいそうです♡
しかし先を急ぐ私は、泣く泣く通過。
高倉山
おらが茶屋の前にありますので気付かないまま通り過ぎちゃいそうだった...!
ピークをふんだらすぐ下り!!!
今回は急すぎて先が見えないという.....笑
次に目指す山が向かいに見えています。
が、まずは住宅地をぬけねばなりません!!
地上までおりて、もっかい登るのです。
山を見失わないように、住宅街を歩いて行きます。
ここは地図が頼りですが、存在を薄くしながらも指導標がありますので探しながら行きます。
URの巨大団地をぬけて...
歩道橋をこえて...
すると天国への階段かのような長く急な階段があらわれます。
400段程あるそうです...ひゃー
天国への階段が終わっても、まだまだ階段が続きます!
ぬぬー!!!
朝日に照らされた、栂尾山に到着。
ちょっとした展望台がある以外は特になにもありません。
展望台から、今まで歩いてきたルートを振り返る。
出発した海岸は遠くなって、山もあっという間にちっちゃく!!
ピークをふんだらすぐに急な下り!
みなさん覚えましたか?笑
ここも先が見えないほど一気に下らされます。
えっほえっほ下りた分だけ登って、横尾山に到着。
ここも三角点がある以外は何もないのでささっと!!
この次は私が1番楽しみにしていた須磨アルプス♡
早くたどり着けーつけーって気持ちでちょっと駆け足!
だんだん道がゴツゴツしてきました。
そろそろ楽しみにしていた須磨アルプスの馬ノ背のおでましっ!!
馬ノ背ポイントまで下りて行く序盤は、鎖やロープ、岩場に階段が設置されています。
片足しかのせられないような細いところも!!
滑り落ちたら大変だーっ!!
1番危なそうなところには、なんの手助けもないという...笑
トレラン大会の時にここを通過するの怖そうだなー。
細いから大渋滞必至だよね!笑
渋滞になる前にここを通過しないと優勝できなさそうだ。
名勝 馬ノ背
たった数百メートルほどなんだけど、日本とは思えないほどダイナミックな景色でした!
朝日に照らせれているからか余計に綺麗でした。
しばしここで景色を堪能...♡
馬の背中っていうよりは、大きなドラゴンの背中みたい。
標高300メートルほどの山には見えません!
ジュラシックパークを思いだすのは私だけ?笑
馬ノ背を通過したら、またひたすら下ります。
2つ目の住宅街にいかねば!
迷わないように...
住民のみなさまを起こさないように静かに...
また山に入って登ってはおりて...
再び住宅街へおりてきました。
....どれだけ登って下りるのだ...ひぃー
アップダウン半端じゃないです。笑
ガード下をくぐったり...
ここの住宅街を歩くのはだいたい15分くらい...
通学&通勤時間とぶつかってしまって、みんなの視線が辛かった!笑
はやく山へ...山へ帰らねば!!!
イノシシ注意の看板の横を通って山の中へ逃げ込みます。
次に目指すのは高取山!
振り返ると馬ノ背のあたりが光って見えました。
この住宅街も昔は山だったんだよね...
どんな森が広がっていたのかな。
もしかしたらもっともっとかっこいい馬ノ背ポイントがあったのかも!!
...縦走するには街にならずに山だったほうが楽だったろうな。笑
ていうか霞んでいるのはPM2.5のせいなんじゃ...
荒熊稲荷の前を通って...
(ここにもトイレがありますが、もう少し先に綺麗なトイレがあります)
今回の個人的ベストヒット!
この絵柄、手書き感、山歩きイイナア。
大文字と小文字がごちゃまぜに。
ルビの発音がよろしい。笑
高取山山頂へはここを登って行きましょう!
縦走路ではピークはふまないので、私はスルーしちゃいましたけど...
加藤文太郎が縦走路にある中の山で、1番愛したと言われている山です。
ピークをふんだらすぐ下り!
(しつこい)
公園を通過して..
ここにも毎日登山の登山会が!
朝早いのに、すでに毎日登山のみなさんはビールを一杯やっていました。笑
砂防ダムを通過して...
またまた住宅街。
住宅街といえども、このあたりは坂道がとっても急!!!
そしておばあちゃんに応援され、手を引かれ自宅の玄関にご招待され。笑
ヤクルトと佐世保名物の九十九島せんぺいをいただきました!
急な坂道で80歳の体には辛いだろうに、途中まで一緒に歩いて道案内をしてくれました。
おばあちゃんありがとうございました!
宿のおかみさんにも、おばあちゃんにも応援されたので、絶対六甲山ホテルまで行ってやるー!!
と、メラメラやる気が燃えてきました!!!
細川商店さんでブラックサンダーを購入。
近くのデイリーヤマザキは閉店しちゃってます。
1番奥に見えているのが、次に目指す菊水山。
なかなか遠いな...!!!笑
菊水への登りは疲れている足にはかなりキツいよ...と隊長とムーミンさんに言われていたので、おばあちゃんにもらったヤクルトを飲んで気合いを入れます!
鵯越駅に到着。
いったん荷物をおろして、小休止です。
ここまで約4時間、今日のルートの半分を歩いて来ました。
まだまだ体力も充分残ってるぞー!!!
→2日目後半へ続く
ちゅーたさん、こんばんは。
返信削除登山コースの中に住宅街ルートが含まれているとは驚いた(;゜0゜)
しかも縦走の合計距離が40kmとはスゴイ…!
色々と写真を見ながら
ホテルの朝食がとても美味しそうだな、
大阪の方の心はとても温かいんだな、
須磨アルプスの馬の背っておっかないな…
などなど楽しく拝見しております。
私も"孤高の人"を読みました。
ただ漫画で主人公は森文太郎(小説は加藤文太郎)でしたが。
そうか…小説の舞台は六甲山だったんだ。
2日目後半、楽しみにしています!
Yukihideさま
返信削除いつもコメントありがとうございます(*^^*)
六甲全山縦走は全部で56.4kmになります。
私はそれを2日に分けて、メンバーと16km、ひとりで40km歩きました!
縦走大会の時はこれを1日でやるそうです…もちろん後半は暗闇です。笑
すごい大会ですよね!笑
ホテルの朝食は絶品でしたよ♡
縦走じゃなければたらふく食べていたと思います。笑
漫画でもあるんですか!読んでみようかな♪
文太郎はなかなかクレイジーですね(゚o゚;;