2日目の後半、水晶岳からの続きです。
水晶岳で雷鳥の親子に目を奪われながら、水晶小屋へと戻ってきました。
ここで休憩がてらフルーツジュースを飲んで、小屋のスタンプを山の思い出ノートにぺったんこ。
いつも持ち歩いている小さいノートには、山のスタンプや出会った方の事や出来事を書くようにしています。
あとで見返すと、写真を見返す以上に鮮明に山であった事が思い出されて面白いの。
真冬とかだと、手が震えてたりして自分でも読めなかったりするんだけどね。笑
水晶小屋からワリモ岳と祖父岳の分岐点を目指して、アップダウンのない快適な稜線を楽しみます。
広くて長くてゆったり雄大で、とっても気持ちいい。
ピークに着いてもまだ次のピークがたくさん連なってて、どこまで行っても山の中なのが最高にしあわせ。
ここで休憩がてらフルーツジュースを飲んで、小屋のスタンプを山の思い出ノートにぺったんこ。
いつも持ち歩いている小さいノートには、山のスタンプや出会った方の事や出来事を書くようにしています。
あとで見返すと、写真を見返す以上に鮮明に山であった事が思い出されて面白いの。
真冬とかだと、手が震えてたりして自分でも読めなかったりするんだけどね。笑
水晶小屋からワリモ岳と祖父岳の分岐点を目指して、アップダウンのない快適な稜線を楽しみます。
広くて長くてゆったり雄大で、とっても気持ちいい。
ピークに着いてもまだ次のピークがたくさん連なってて、どこまで行っても山の中なのが最高にしあわせ。
向こうに薬師岳がででん。
ここを沢沿いに下りて行くのが高天原温泉への最短ルート、岩苔乗越の道。
でもこれは明日再び高天原温泉から稜線に戻ってくる時に使うので今日はスルー。
ここを沢沿いに下りて行くのが高天原温泉への最短ルート、岩苔乗越の道。
でもこれは明日再び高天原温泉から稜線に戻ってくる時に使うので今日はスルー。
am10:50 ワリモ北分岐
まっすぐ行けば鷲羽岳・双六岳方面の裏銀座縦走ルートだけど、それは明日。
今日は裏銀座縦走のルートからちょっと離脱して、雲ノ平と高天原温泉へヨリミチ!!
まっすぐ行けば鷲羽岳・双六岳方面の裏銀座縦走ルートだけど、それは明日。
今日は裏銀座縦走のルートからちょっと離脱して、雲ノ平と高天原温泉へヨリミチ!!
岩苔乗越の分岐で、「もうこんなに水いらないなぁ、捨てちゃおうかな〜」って声が聞こえたので図々しくもいただいちゃいましたの図。笑
手持ちの水があと1リットルしかなかったので、水を汲みに行こうかどうか迷っていたのです。
水をくれたお姉さんの脇の下に“水場マデ5分”って書いてあるでしょ、でもこれが結構な下りで。笑
登り返すのも面倒だなぁ...汲みに行くのやだなぁって思っていたので、ラッキーでありました!
お姉さん、たんまり1リットルも分けてくださりありがとうございました!
水を入れ替える時に、俺が持っててやるよってお手伝いしてくれたお父さんもありがとうございました!
手持ちの水があと1リットルしかなかったので、水を汲みに行こうかどうか迷っていたのです。
水をくれたお姉さんの脇の下に“水場マデ5分”って書いてあるでしょ、でもこれが結構な下りで。笑
登り返すのも面倒だなぁ...汲みに行くのやだなぁって思っていたので、ラッキーでありました!
お姉さん、たんまり1リットルも分けてくださりありがとうございました!
水を入れ替える時に、俺が持っててやるよってお手伝いしてくれたお父さんもありがとうございました!
祖父岳までの道はどこを見てもぐるっと山に囲まれていて、山に登りに来たっていうより未知の島を探検しにきたみたい。
am11:35 祖父岳
雲ノ平のおじいちゃん、祖父岳に到着〜!
左後にはさっきまでいた水晶岳がどっしり。
左後にはさっきまでいた水晶岳がどっしり。
(ヤギ太郎の首がぐえーってなってる。笑)
だだっぴろくて荒涼としている祖父岳の山頂。
パンを齧りながら、ケルンの日陰でしばしおやつタイム。
ここでは写真を撮ってくれた方と2人きりで、色々とお話をしました。
その方は奥さんを亡くしてしまって、だけど奥さんと巡ったたくさんの山々を今ひとりで順番に歩いていて、それが今の生きがいなんだよと教えてくれました。
山にはとてもたくさんの人がいて、そのひとりひとりが何かを抱えたり求めたりしてここにいる。
その人と人がその場所で出逢って、こうやってお話をする事、少し踏み込んだ話までできてしまう事、そんな街では絶対ありえないような事が山ではあったりするから不思議だ。
みんなそれぞれ心が解放されているからなんだろうなぁ。
今はひとりで歩いているこの人は、ひとりだけどひとりじゃない。
心にいつも奥さんがいるからね。
この旅も、これからの旅も、自分のペースでのんびりと歩んでいってほしいなぁ。
パンを齧りながら、ケルンの日陰でしばしおやつタイム。
ここでは写真を撮ってくれた方と2人きりで、色々とお話をしました。
その方は奥さんを亡くしてしまって、だけど奥さんと巡ったたくさんの山々を今ひとりで順番に歩いていて、それが今の生きがいなんだよと教えてくれました。
山にはとてもたくさんの人がいて、そのひとりひとりが何かを抱えたり求めたりしてここにいる。
その人と人がその場所で出逢って、こうやってお話をする事、少し踏み込んだ話までできてしまう事、そんな街では絶対ありえないような事が山ではあったりするから不思議だ。
みんなそれぞれ心が解放されているからなんだろうなぁ。
今はひとりで歩いているこの人は、ひとりだけどひとりじゃない。
心にいつも奥さんがいるからね。
この旅も、これからの旅も、自分のペースでのんびりと歩んでいってほしいなぁ。
祖父岳から雲ノ平までは石ゴロのザレ道。
これがまた結構すべる。
しかも目の前には雲ノ平の平べったい台地が見えるから、目線は足元じゃなくてそっちに行きがち。
ひとりで歩いててザザーーっと滑って転ぶと恥ずかしいから、意地でも転ばないぞと気合いが入りました。笑
この日はお昼くらいから雲が多くなってきて山にかかるようになってしまいました。
特に黒部五郎岳と薬師岳には暑く黒い雲がかかりはじめてしまって残念でした。
これがまた結構すべる。
しかも目の前には雲ノ平の平べったい台地が見えるから、目線は足元じゃなくてそっちに行きがち。
ひとりで歩いててザザーーっと滑って転ぶと恥ずかしいから、意地でも転ばないぞと気合いが入りました。笑
この日はお昼くらいから雲が多くなってきて山にかかるようになってしまいました。
特に黒部五郎岳と薬師岳には暑く黒い雲がかかりはじめてしまって残念でした。
木道が始まれば、雲ノ平のふところに潜り込んだも同然です。
ウンウン、雲ノ平っぽくなってきたね、なんだか本でしか見たことなかった憧れの秘境だったので、ここにいることが嘘みたいに思えてポカーンとしてしまった。
ウンウン、雲ノ平っぽくなってきたね、なんだか本でしか見たことなかった憧れの秘境だったので、ここにいることが嘘みたいに思えてポカーンとしてしまった。
すごいね、雲ノ平。
さっきまで山らしい道を歩いて、山の中にいる感じがとっても強く感じられていたのに。
山の中っていうより、麓の牧場に遊びにきたみたいだよ。笑
すごく穏やかで、ここだけ時間の流れがもっともっとゆっくりに感じられる。
さっきまで山らしい道を歩いて、山の中にいる感じがとっても強く感じられていたのに。
山の中っていうより、麓の牧場に遊びにきたみたいだよ。笑
すごく穏やかで、ここだけ時間の流れがもっともっとゆっくりに感じられる。
ここを歩きながら、母さんがここに来たらものすごく喜ぶだろうなぁって思ってた。
尾瀬みたいだけど、植物はもちろん風の匂いが違う。
瑞々しい湿原の匂いじゃなくて、ハイマツのなんともいえない甘くて鼻に残る独特な匂い。
周りを囲む山たちの標高が高いから、景色もとってもダイナミック。
いつか一緒に来れたらいいね。
尾瀬みたいだけど、植物はもちろん風の匂いが違う。
瑞々しい湿原の匂いじゃなくて、ハイマツのなんともいえない甘くて鼻に残る独特な匂い。
周りを囲む山たちの標高が高いから、景色もとってもダイナミック。
いつか一緒に来れたらいいね。
木道はどこまでも続くよ。
雲ノ平山荘が祖父岳のころからズーっと見えてるのに、全然辿り着かない不思議。
雲ノ平山荘が祖父岳のころからズーっと見えてるのに、全然辿り着かない不思議。
でも、もうすぐ!!
pm12:40 雲ノ平山荘
のんびり景色を眺めながら、やっと到着した雲ノ平山荘〜!
たくさんのハイカーさんで大賑わい♪
雲ノ平山荘はおしゃれな音楽が流れていて、雰囲気のあるおしゃれなスタッフさん多数でした。
美味しいケーキが食べれるって聞いていたから寄って行きたかったけど、混んでいたのでバッジだけ購入して先を急ぐことにしました。
今回は欲張っちゃってササっと歩くことしかできなかったから、今度はゆっくり泊まりにくるね!
のんびり景色を眺めながら、やっと到着した雲ノ平山荘〜!
たくさんのハイカーさんで大賑わい♪
雲ノ平山荘はおしゃれな音楽が流れていて、雰囲気のあるおしゃれなスタッフさん多数でした。
美味しいケーキが食べれるって聞いていたから寄って行きたかったけど、混んでいたのでバッジだけ購入して先を急ぐことにしました。
今回は欲張っちゃってササっと歩くことしかできなかったから、今度はゆっくり泊まりにくるね!
山荘前の分岐から、高天原へ。
ハイマツの斜面を登り切ると薬師岳がとっても大きく、すぐそこに見える。
雪渓が融けた水面に空が映っていたりして、きれい。
雪渓が融けた水面に空が映っていたりして、きれい。
なんだかモケモケしている。
ほっそりと木道も続いていたりして、雲ノ平の余韻を楽しめる。
“雲ノ平 奥スイス庭園”っていう名前が付いていました。
気持ちの良い眺めと道はここまで。
この木道の突き当たりから、怒濤の下りがはじまるのです.....。
高天原温泉のある約2000m地点まで、森の中を延々と下りて行く。ひゃー
“雲ノ平 奥スイス庭園”っていう名前が付いていました。
気持ちの良い眺めと道はここまで。
この木道の突き当たりから、怒濤の下りがはじまるのです.....。
高天原温泉のある約2000m地点まで、森の中を延々と下りて行く。ひゃー
こんな木道が出てくるまで、ひたすらじゅべじゅべドロドロの悪路でした。
鬱蒼としていて人もいないし(誰もいなかった)、案外急だし。
鬱蒼としていて人もいないし(誰もいなかった)、案外急だし。
梯子もいくつかありました。
(このルートは、気持ちのいい稜線をずっと歩いてきた身には辛くて写真がほとんどない。笑)
(このルートは、気持ちのいい稜線をずっと歩いてきた身には辛くて写真がほとんどない。笑)
薬師沢と高天原の分岐が見つかったら、ちょっと気分もマシになる。
ジャングル。
午前中に登った水晶岳があんなに高く.....
あそこからこんなところまで下ってきましたですよ....温泉に入りたくって。
でも、明日あそこまで戻るために、また登るんだなぁと思うとちょっぴり気が滅入るので考えません。
雲ノ平に泊まっている人で、高天原温泉に日帰り入浴しに行く人が結構いるみたいなんだけど......わたしには考えられません。
だって温泉入ったあと、悪路の登りを3時間なんだもん。
絶対やだよー
あそこからこんなところまで下ってきましたですよ....温泉に入りたくって。
でも、明日あそこまで戻るために、また登るんだなぁと思うとちょっぴり気が滅入るので考えません。
雲ノ平に泊まっている人で、高天原温泉に日帰り入浴しに行く人が結構いるみたいなんだけど......わたしには考えられません。
だって温泉入ったあと、悪路の登りを3時間なんだもん。
絶対やだよー
すっかり森の下りに心がヘコたれたころ、さらさらと綺麗な沢が足元を流れるようになります。
やっとホっとできる!
悪路でドロに汚れた靴をぱちゃぱちゃ洗いながら進みます。
※悪天時は渡渉できなくなる事があるので注意が必要です!
やっとホっとできる!
悪路でドロに汚れた靴をぱちゃぱちゃ洗いながら進みます。
※悪天時は渡渉できなくなる事があるので注意が必要です!
ニッコウキスゲ。
美味しそうな水草みたいな草。
ぽわぽわなワタスゲ〜!!!
癒される〜
また楽しくなってきて、すっかり先ほどまでの森の下りのことを忘れてしまいました。
単純な性格でよかったよかった!笑
森林限界よりずっと下まで下りてきたので、背の高い樹々や、見慣れた草花がそこかしこに咲いてる。
なんだか気分は下山完了!っていう感じです。
なんだか気分は下山完了!っていう感じです。
pm15:10 高天原山荘
高天原山荘に到着すると、野口五郎小屋で一緒だったKさん夫婦もいらっしゃいました。
別ルートだったけど同じタイミングでゴール!
お2人とも、おつかれさまでした〜♪
高天原山荘に到着すると、野口五郎小屋で一緒だったKさん夫婦もいらっしゃいました。
別ルートだったけど同じタイミングでゴール!
お2人とも、おつかれさまでした〜♪
受付をして通されたのは1階の2段ベッドの大部屋。
この日は2階のブチ抜きの大部屋は男性&男女ペアの方々、1階を女性グループ&女性ソロの方と割り振っていたようです。
ラッキーな事に、わたしは2段ベッドが2つ繋がった4人部屋のような仕切りカーテンのある場所を1人で使わせてもらったので、昨日に引き続き個室待遇でした。
荷物も広げっぱなしにできるしノビノビ使えて最高でありました♡
この日は2階のブチ抜きの大部屋は男性&男女ペアの方々、1階を女性グループ&女性ソロの方と割り振っていたようです。
ラッキーな事に、わたしは2段ベッドが2つ繋がった4人部屋のような仕切りカーテンのある場所を1人で使わせてもらったので、昨日に引き続き個室待遇でした。
荷物も広げっぱなしにできるしノビノビ使えて最高でありました♡
さて、温泉へ向かいます!
温泉までは行きは下りで15分ほど。
帰りは登りなので約20分かかります....道はこんな感じでわさわさしているし、石がコロコロしているところもあるのでサンダルで行かない方がいいと思います。
温泉までは行きは下りで15分ほど。
帰りは登りなので約20分かかります....道はこんな感じでわさわさしているし、石がコロコロしているところもあるのでサンダルで行かない方がいいと思います。
途中何度か細い沢をぴょんと越えます。
薮に囲まれた道を進むこと15分、ついにたどり着きました。
ここが秘境の秘湯、高天原温泉。
すでに数名の男性が沢沿いの露天に入っていました。気持ちよさそ〜!!
高天原温泉/2100m
日本一遠い温泉と言われる高天原温泉。
北アルプスの最奥に位置するので、どこからスタートしても普通に歩いて約13時間ほどかかるので日帰りで行く事は難しい。
そのため秘境とも秘湯とも言われています。
沢沿いに混浴露天が2つと、囲いをされた女性風呂が1つあります。
脱衣所は特にないので自然の中で開放的にすぽーんと脱ぐしか無いです。
もちろんシャンプーなどは使えないので、温泉にゆったり入るだけになります。
ここが秘境の秘湯、高天原温泉。
すでに数名の男性が沢沿いの露天に入っていました。気持ちよさそ〜!!
高天原温泉/2100m
日本一遠い温泉と言われる高天原温泉。
北アルプスの最奥に位置するので、どこからスタートしても普通に歩いて約13時間ほどかかるので日帰りで行く事は難しい。
そのため秘境とも秘湯とも言われています。
沢沿いに混浴露天が2つと、囲いをされた女性風呂が1つあります。
脱衣所は特にないので自然の中で開放的にすぽーんと脱ぐしか無いです。
もちろんシャンプーなどは使えないので、温泉にゆったり入るだけになります。
向こうに見える囲いの場所が女性風呂。
その横に混浴露天があって、簡易脱衣所(屋根があるだけ)があります。
その横に混浴露天があって、簡易脱衣所(屋根があるだけ)があります。
もうひとつの混浴露天。
露天は対岸にひとつずつあるので、裸で渡渉する感じになります。笑
せっかくなので混浴露天におじゃましまして。
(入る前に「そっちにおじゃましまーす!」と一声叫びました。笑)
どちらの露天も2〜3人はいったらいっぱいになるくらいの大きさです。
温泉成分は不明のようですが、白濁で硫黄っぽいにおいが強く源泉はかなり熱めでした。
熱いので長くは入っていられないので、たまに沢で足を冷してクールダウンしながら。
露天は対岸にひとつずつあるので、裸で渡渉する感じになります。笑
せっかくなので混浴露天におじゃましまして。
(入る前に「そっちにおじゃましまーす!」と一声叫びました。笑)
どちらの露天も2〜3人はいったらいっぱいになるくらいの大きさです。
温泉成分は不明のようですが、白濁で硫黄っぽいにおいが強く源泉はかなり熱めでした。
熱いので長くは入っていられないので、たまに沢で足を冷してクールダウンしながら。
温泉らしくケロリンの桶が置いてありました♪
女性風呂はこんな感じ、6人くらいは一緒に入れそうな広さでした。
もちろんここでもまったりと入浴。
長湯しすぎてのぼせそうです.....笑
女性専用は囲われているので、着替えはここでゆっくりできます。
そして着替え時に発生した問題.......ぱ!着替えのぱんつが....ない!!!
まさか盗まれたか?!(それはない)
予定では、高天原温泉に入ってすっきりさっぱりしたらパンツと服を着替えて最終日までしのぐというプランだったのですが、まさかの緊急事態。
わたしといえどもさすがに1回くらいパンツは替えたい。
ので、温泉からちょぴっと下ったところの沢でじゃぶじゃぶパンツやら手ぬぐいやら靴下やらを洗濯しました。
沢があってよかった.....!!!
そして乾燥室でてぬぐいに隠してしっかり乾かし、とても清々しい気持ちになりました。
※着替え事情は人それぞれだと思いますが、縦走時パンツ毎日替える派の方がこれを読んで気分を悪くしない事を願います。笑
もちろんここでもまったりと入浴。
長湯しすぎてのぼせそうです.....笑
女性専用は囲われているので、着替えはここでゆっくりできます。
そして着替え時に発生した問題.......ぱ!着替えのぱんつが....ない!!!
まさか盗まれたか?!(それはない)
予定では、高天原温泉に入ってすっきりさっぱりしたらパンツと服を着替えて最終日までしのぐというプランだったのですが、まさかの緊急事態。
わたしといえどもさすがに1回くらいパンツは替えたい。
ので、温泉からちょぴっと下ったところの沢でじゃぶじゃぶパンツやら手ぬぐいやら靴下やらを洗濯しました。
沢があってよかった.....!!!
そして乾燥室でてぬぐいに隠してしっかり乾かし、とても清々しい気持ちになりました。
※着替え事情は人それぞれだと思いますが、縦走時パンツ毎日替える派の方がこれを読んで気分を悪くしない事を願います。笑
温泉だからなのか、高天原山荘にはお酒の種類が多め。
特筆すべきはビール1リットル/1300円とビール2リットル/2300円ってところ。笑
500mlで800円だから1リットルで買えば300円お得だよ。
でも1人で1リットル飲むとしても、飲んでるうちにぬるくなっちゃうから高くついても500mlを2回で買った方が美味しく飲めるね...。
グループで来てる人は2リットルをシェアして飲めるからお得になっていいな〜とか、無駄に計算をしてしまいました。笑
2リットルビールだよー!
北アルプス最奥の秘境の温泉のあとのビールは最高であります!!
(1リットルと2リットルはアサヒビールだよ)
北アルプス最奥の秘境の温泉のあとのビールは最高であります!!
(1リットルと2リットルはアサヒビールだよ)
ビールを飲みながら早めの夜ごはんを食べましょう。
今日のごはんは棒ラーメンの麺でわかめうどん風。
ヒガシマルのうどんスープで味付けすれば間違いないのです。うまー
(缶ビールはモルツでした)
今日のごはんは棒ラーメンの麺でわかめうどん風。
ヒガシマルのうどんスープで味付けすれば間違いないのです。うまー
(缶ビールはモルツでした)
小屋の夜ごはん。
外で自炊をしていたわたしは、食堂の中をじーっと外から覗いていました。
それを見ていた方が「ごはんの写真、撮ってきてあげようか?笑」と気を利かせて撮ってくれました。
覗いていたのがバレてはずかしい〜笑
夕食を終えて、消灯までの時間を2階のちっちゃなテラスで過ごしました。
今日の水晶岳で百名山を達成したというソロで来ていたTさん。
そのお祝いを意気投合したハイカーさん達がしていました。
わたしもその会に混ぜていただいて、一緒にお祝いの乾杯を♪
Tさんはいつも山には1人で来ないそうで、最後の水晶岳が1人だったっていうのは何かあるような気がして不思議だなぁ〜って思いながらお話を聞いていました。
何十年も前からずーっと念願だった高天原温泉に百名山達成のその日に来れたのも、山の思し召しだったのかもしれないね。
水晶岳の上に明るく煌めく月を眺めながら、消灯までたくさんのお話を聞かせていただきました。
Tさん、百名山達成本当におめでとうございます!
2日目の夜もたらふく飲ませてもらったので、トイレが近いよ。笑
高天原山荘のランプが、ほのかに夜の小屋を照らしていてとっても落ち着く。
高天原は湿原が周りにあるからか、蚊がいっぱい。
普段からよく蚊に喰われるわたしに、大量によってくる蚊のみなさま。
高天原山荘の玄関は開けっ放しだったので、蚊も入り放題。
夜眠りにつくと、“ぷぅぅうーーーーん”と耳元で囁くウィスパーノイズ。
彼らとの戦いは夜通し続き....
最終的に6匹仕留めました。
(朝起きたら数えようと枕元に並べてました笑)
----------
蚊に嘆いた2日目でしたが、野口五郎小屋から出発して、たおやかで広い稜線を歩き、槍ヶ岳や鷲羽岳の美しい姿を眺めながら水晶小屋へ。
水晶岳はキラキラ美しいのにイワイワで険しかったり、雷鳥と出会ったり。
祖父岳を通って、北アルプス最奥の楽園雲ノ平と、見えてるのに全然辿り着かないおしゃれな雲ノ平山荘。
高天原温泉までの激下りは、森が深くて足元はぬかるんで、ここは雨上がりの奥多摩?と思ったり。
念願だった高天原温泉は、開放的で濃厚な白濁温泉で、2日間いっぱい歩いて汗をかいた体がすっかり癒されました。
そしてやっぱり人に恵まれて、とても素敵なお話をたくさん聞けて心の栄養をたんまり貰えた充実しすぎた1日でした。
明日からの旅の続きも、すごくわくわくします!
普段からよく蚊に喰われるわたしに、大量によってくる蚊のみなさま。
高天原山荘の玄関は開けっ放しだったので、蚊も入り放題。
夜眠りにつくと、“ぷぅぅうーーーーん”と耳元で囁くウィスパーノイズ。
彼らとの戦いは夜通し続き....
最終的に6匹仕留めました。
(朝起きたら数えようと枕元に並べてました笑)
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蚊に嘆いた2日目でしたが、野口五郎小屋から出発して、たおやかで広い稜線を歩き、槍ヶ岳や鷲羽岳の美しい姿を眺めながら水晶小屋へ。
水晶岳はキラキラ美しいのにイワイワで険しかったり、雷鳥と出会ったり。
祖父岳を通って、北アルプス最奥の楽園雲ノ平と、見えてるのに全然辿り着かないおしゃれな雲ノ平山荘。
高天原温泉までの激下りは、森が深くて足元はぬかるんで、ここは雨上がりの奥多摩?と思ったり。
念願だった高天原温泉は、開放的で濃厚な白濁温泉で、2日間いっぱい歩いて汗をかいた体がすっかり癒されました。
そしてやっぱり人に恵まれて、とても素敵なお話をたくさん聞けて心の栄養をたんまり貰えた充実しすぎた1日でした。
明日からの旅の続きも、すごくわくわくします!
・裏銀座縦走3日目前編へ続く
----------
○コースタイム
野口五郎小屋(5:55)---野口五郎岳(6:05)---湯俣分岐(6:45)---休憩20分---東沢乗越(8:00)---水晶小屋(8:40)---休憩15分---水晶岳(9:20)---水晶小屋(10:00)---ワリモ北分岐(10:50)---祖父岳(11:35)---休憩20分---雲ノ平山荘(12:50)---高天原山荘(15:10)
※休憩など含め、計9時間15分
○アクセス
行き/七倉ダム・七倉山荘前(駐車場あり)
※毎日アルペン号で深夜発、朝着可。7月末は片道7200円でした。
※七倉からタクシーで高瀬ダムまで20分/約2200円
※ゲートが開くのは5:30または6:30(シーズンにより変わります)
帰り/上高地から高速バスにて新宿
※さわやか信州号が事前予約できれば新宿まで直通で帰れます。6200円。
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ポチっと応援よろしくお願いします!
この記事が早めに読めれば。。!!笑
返信削除と言いつつも、雨で1日停滞を食らって結局行けなかったので、お気になさらず笑
鷲羽と水晶と雲も行けなかったので、来年に裏銀座縦走する際に、ゆっくり温泉に浸かりたいと思います(^^)
あ、安達太良に来て頂いたみたいで、ありがとうございました。
くまさん
削除高天原温泉、行きたくなりましたか^^?
雨で停滞して山に溶け込んでいたんですねぇ...晴れもいいけどまったり雨もいい。
でもやっぱり晴れがいい。笑
鷲羽と水晶からそのまま温泉沢ルートで高天原へ行っちゃってください!
くまさんなら行ける〜♪
あ、乳首山にお邪魔させていただきました。
楽しみがギュっと詰まった素敵な山でした。
また季節を変えて遊びに行きたいと思います〜!
ちゅ~たさんへ。
返信削除先月はは久々の里帰りいかがでしたか?
みんなでちゅ~たが帰って来るのを待ち望んでいたからね。
残念ながら山にはいけなかったけど、お城・庭園・武家屋敷&足湯温泉は
いかがでしたでしょうか!
満足できたら嬉しいけどね。時間が有ればもっといろんな所へ連れて行けたんだけど。
次回は2泊~3泊で計画してきてください。
ところで田舎の山登り、二王子岳・飯豊山(飯豊連邦)がっちゅ~たを待っていますよ。
私の友人で山岳メンバーでそれぞれの山のガイドのレクチャーをしていただける事に
なっています。(昨日の電話で)本人は今日から上高地へ2泊3日で出かけて帰ってきたら
会うことにしております。
ぜひ、近いうちに田舎でベースを張って出かけてみてはいかがでしょうか。
いつでも登山口までは送迎してあげるからね。
待ってるよ。
はなこ&さくらさん
削除久しぶりの里帰り、本当に楽しかったです♪
お城も武家屋敷も足湯も特に庭園はとーっても素晴らしかったです!
海鮮丼も美味しくって思い出してもよだれがぽたぽた。笑
今回は1泊だけだったので今度はゆっくり連泊させてくださいませ^^
飯豊と二王子は里帰り中に指をくわえて見てました。
絶対行きたい山です。
飯豊はのんびりと縦走してみたいから、レクチャーしてもらえるとありがたいです^^
友人さんのお話は興味深いです!ぜひよろしくお願いします♪
わーいわーいうれしいうれしい^^
その時は、はなこ&さくらさんも一緒に登ろうね〜^^ふふ笑
後編。待ち遠しかったよ。
返信削除さすが元営業企画(だっけ?)。写真構図、アングル。そしてコメントが楽しく魅力的。
hidezaurusuさん
削除お待たせしました!
いつもお褒めいただきありがとうございます^^♪
元企画営業ですが、このブログに役立ってるのかは微妙です笑
思ったまま感じたままで書いているので、変なところもあると思いますが今後ともよろしくおねがいします^^笑
2日目後編も楽しく読ませていただきました。天気が良ければ2500m 以上の稜線歩きは山々が手に取るように見え、さながら天空を散歩しているようですね。3日目以降も楽しみにしています。
返信削除tanimonさん
削除本当に天空を歩いているようで、そこを歩いている自分が自分じゃないような不思議な感覚になります。
山で感じる風やにおいに包まれるととっても幸せです^^
3日目以降もまだまだ続くので、また読みに来て下さいね♪
ぎゃー!水をもらうちゅーたの手がおっさーんになってる!笑
返信削除蚊に刺されたからか(?_?)
ちゅーたの写真見てたら雲の平と高天原に行きたくなってきただ
あーじっとしてらんねなぁ笑
ちゅーたの写真は目の保養にはいいけど~~山心には毒だ~~
ちゃーたさんw
削除さすが!目がするどいぞ!
近くにいたおじさまが俺がやってやるよ!と手をかして下さいました^^
風船ちゃーたさん、じっとしてらんないよねぇ。笑
雲ノ平と高天原はモト兄さんも行きたいって言っていたし、いつか行きたいね♪
風船ちゅーたもやっぱりじっとしてられなくて、今日も今日とてふらふらと風に乗って山へ行く〜♪