2015年4月27日 矢倉岳870m-箱根の山々を眺めながらまったりピクニック！【箱根】

広い山頂でひなたぼっこ！

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矢倉岳/870m
箱根と丹沢の山に挟まれた足柄市にあります。
山頂は開けた原っぱで、独立峰的な佇まいなのでほぼ360度ぐるっと景色を堪能する事ができます。
矢倉沢コース、足柄峠コース、地蔵堂コースといくつかコースがあるのですが、どれも2時間ほどで登れてしまうのでお手軽ハイキングを楽しみに多くのハイカーで賑わうようです。

この日はわたしにあまり時間がなくて、
サクッと登れて、展望◎、まだ行ってない山っていうの3つの条件で山探しをしていたところ最初にヒットしたのが矢倉岳でした。
矢倉岳のベストシーズンがいつなのか調査できていないままの登山になってしまったので、お楽しみポイントがあるのか不安だったのですが、お花や新緑に目が癒されるリラックスハイクを楽しむ事ができました。

今回わたし達が選んだのは“矢倉沢コース”
矢倉沢〜矢倉岳〜地蔵堂を歩く短めのコースです。

登山口の矢倉沢までは、小田急線の新松田駅から箱根登山バス“地蔵堂行き”に乗って“矢倉沢バス停”で下車します。
改札を出てすぐの1番乗り場からどうぞ。
今日はコースタイムが短めってこともあり、10時台と遅めのバスに乗り込みます。

矢倉沢バス停を下りて登山口に向かって歩いて行くと、トイレポイントがありますのでご安心を。
そこにあった観光案内のマップを見て笑っている母。

矢倉岳の山頂のイラストに笑っていたようでした。
“絶景！360度パノラマ”
そして女の子の“WA〜！”と素敵なオーバーオール。
次回登るならこのスタイルで。笑

最近は雨女のわたしが珍しくお天気に恵まれています。
今日も雲ひとつない青空が広がっていてはっぴー♪

家の壁にハイキングコースの案内がしっかり塗装されてたよ。
地元の人に愛されて、矢倉岳もなんだか誇らしげ。

このエリアの山にはシャガが群生するのがお決まりなんだろうか。
去年歩いた大野山も、シャガの開花の時期こそ外してしまいましたが、大群生があってびっくりしたのを覚えています。

矢倉沢バス停〜登山口のゲートまでは民家の間や舗装路歩きが続きます。
まだ5月にもなっていないというのに夏を思わせるほどの暑さで、ちょっと辛い...
風もなくてしょっぱなから汗まみれです。

テンションが上がらない舗装路歩きの最中は、お花たちを見て元気を出しましょう。
貧乏草って切ない名前で呼ばれているこの花は“春紫苑”
細い糸がひらひらして、タッセルみたいで可愛いね〜。
小学校の頃、貧乏草に触ると貧乏になるっていう噂があってやたらと気嫌いしていたなぁ。笑

名前がわからないけど、面白いなーって思ったお花。
背が高かったよ。

なんだか南国のフルーツみたいなお花もあったよ。
調べてみてもなかなか名前がわからない...自然に自生している花は色んな形や種類があって、可愛いものもあれば気持ち悪いものもあったりで飽きないよねぇ。

バス停から2〜30分でゲートに到着です。

ちょっと母上よ、半袖じゃ変に焼けますよ〜
最近はぞうさん（MAMMUT）の18Lのちっさいザックがお気に入りのようです。
小さいけどガンガン入るし伸びるみたい。

このあたりの山は緑がモサッとワサっと濃い。
家の裏庭をずーっと放置していたみたいに、好き勝手まとまりなくワサワサモサモサ！

そしてシャガも好き勝手に良さげなポジションで群生してる。
登山道のまわりがシャガにぐるーっと囲まれていてなんだか豪華でした。

歩きはじめこそわちゃわちゃしたジャングルのような森ですが、すこし標高を上げれば新緑が爽やかに輝く登山道に様変わりします。
葉っぱと葉っぱが重なりあって濃く色を変えたり、種類ごとに濃淡があって、山にはたくさんの緑で溢れています。

まだ新芽が多くて葉っぱが小さいの。
だから、葉っぱの隙間から向こうの山がひょっこり顔を見せてくれるよ。

ぶな。
たくさん水を含めるように、幹が太っちょなのかな？

矢倉沢のルートは短い割にちょっぴり急坂が続いたりして。

お散歩ハイクと思ってくるとしっぺ返しされますぞ！笑

こんなに暑い日は特に......

でも登りきれば、明るくてフラットで足に優しく気持ちのいい登山道が待っています。

ここから少し登って行けば、お待ちかねの山頂です！

矢倉岳の正面には箱根の山々がとても凛々しく連なっています。

左から明神ヶ岳、神山、後にちょこっと顔を出してるのが三国山、ぴょこって尖ってるのが金時山。

矢倉岳の山頂は芝生みたいで、とっても広くて快適〜！
平日の今日は人が全然いないけれど、休日はたくさんのハイカーが思い思いの場所にシートを敷いてのんびりピクニックを楽しむんだろうなぁ。
ファミリーハイクに好まれる理由が良くわかります♪

山頂標識はこんな感じ。

後が木々で隠れてしまうのが難点。笑

どうせなら箱根方面をバックに撮れるようにしてくれたらよかったのに。笑

母はすでに日焼けで顔をまっ赤に焼いております。

山では日焼け止めは必須ね！

さて、お待ちかねのお昼ごはんをはじめましょう♪
今日は暑い日にぴったりの冷やし中華！
錦糸卵にするつもりだったんだけど、面倒になってかなり太めに.....笑
胡瓜とハムは頑張って細切りにしました。

ごはんのおともはオールフリーと新発売のラドラー！！
ラドラーはレモン香る甘めのビアカクテルで、お酒が苦手な人もグイグイ飲めちゃいそうよ！
爽やかだから暑くなるこれからの季節にぴったんこ♪
個人的に、女の子に飲んで欲しいかな。
パッケージが可愛いから、女の子に似合うと思うんだよね♡
（ちなみに金太郎のてぬぐいはわたしの今1番のお気に入り。この顔！笑）

ヤギ太郎は、手作りのオレンジピールの番人です。
ドライフルーツは行動食にもデザートにもお酒のおつまみにもなる万能アイテム！
定番のドライマンゴーはもちろん、無花果やデーツがわたしのお気に入りです。

冷やし中華やら、凍らせた果物やら大福やらを食べてお腹がぱんぱんなので食後の運動です。
矢倉岳は山頂がとっても広いのでキャッチボールをすることに。
ボールがないのでミカンでキャッチみかん〜！
球技は得意じゃないので、ぽんこつフォームでの投球です。

猛スピードでキャッチみかんに飽きたので、下山を開始します。
母の正面に富士山が見えるはずなんですが、雲の中に隠れてしまっています。ざんねん。

帰りは杉の樹林の中を歩いて行くので、足元のお花たちに楽しませてもらいながら帰ります。

群青色が一際目立っていたお花。

ピンクのラッパ〜！
すごく可愛くて、群生してたくさん生えていました。
ピンクが圧倒的に多かったけど黄色いのもあったよ。

クサイチゴ？

お花の名前って全然覚えられない。
あ！これ！この前覚えたヤツ！！って思っても名前が思い出せなかったり。笑
名前がわからなくても、可愛かったり綺麗だったりっていうのが感じられればそれでいいのです。
.......覚えるコツが知りたいのであります。

最後にちょこっと沢を渡るよ。
倒れた木の上をバランスを取って渡ったら
『あんたいい加減にしなさい！バカやってんじゃないよ、滑って怪我するからやめなさい！』って怒られた〜

茶畑に出れば山道はおしまい。
山の向こうにダイダラボッチみたいな雲がある。笑

畑の横にドラム缶があったから、中を覗いてみたらうじゃうじゃしてた。

おたまじゃくし〜！！！

もうすぐ後ろ足がにょっと生えてきそうだったよ♪

茶畑から少し歩くと車道に出るので、左方向に道なりに歩いて行けば“地蔵堂”の案内が出てきます。

10分くらい歩く距離かな。

地蔵堂にはお茶屋さん“ふじや”があって、トイレもあるからここでゆっくり休憩しながらバスを待つ事ができます。
わたしたちはビールと味噌田楽でかんぱい〜♡
帰りに自家製の漬け物を購入して、のんびりまったり帰途につきました。

スタートの矢倉沢のバス停を10時45分に出発して、14時45分に地蔵堂のバス停に到着。

山頂にいた時間が60分だから、登山時間は3時間くらい。

ササっと登って抜群の景色を堪能しながらまったりできるとっても良いコースでした。

もう少し歩きたい人は、万葉公園に下りるコースにするといいですよ。

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さてさて、もう6月。

今回の矢倉沢に行ったのは4月末.....ブログがかなり渋滞しております。笑

最近のやまのぼりの記事に辿り着くまで、あと6ヤマあるのです。

今まで書くのがどんなに遅れても順番通りに進めると決めていたのですが.....ここでちょっと道をはずれて書きたい記事を優先して書こうと思いまする。

あぁ6月。

夏山のシーズンが本格的に始動しますね！

今年もたくさん素敵な出逢いと冒険が待ってるぞ〜！楽しみだなぁ〜♡

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○コースタイム
矢倉沢バス停（10：45）---ゲート（11：10）---矢倉岳（12：20）--お昼休憩60分-（13：25）---万葉公園/地蔵堂分岐（13：45）---地蔵堂バス停（14：45）

○アクセス

行き/小田急線　新松田駅からバスで“矢倉沢バス停”

帰り/“地蔵堂バス停”からバスで新松田駅

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